会社設立の心構え、失敗事例も触れておこう

これから会社の設立を考えておられる方に、会社設立の心構え、と言っては少々大袈裟かも知れないが、ひとつのアドバイスをさせて頂きたいと思う。
会社設立にさきがけて、いろいろ、成功者の立志伝、ではないが、そういう類の書籍に触れる方も多いと思う。
家電メーカーや自動車メーカーなど、日本を代表する著名な創業者の体験談は、とても奥が深く、そしてためになる。
ぜひ一度目を通しておきたい。
と同時に、私が敢えて申し上げたいのは、経営に係わる書物を手に取る場合、成功事例だけでなく、むしろ失敗事例に多く触れるべきではないか、ということだ。
これらは、書物よりも、ネット等の情報の方が、比較的入手しやすいかも知れない。
失敗事例には、実に多くの教訓がある。
言葉が妥当かはわからないが、まさに宝の山だ。
順風満帆だったのに、黒字倒産してしまった会社の話、商標登録をしなかったために、泣く泣く自分が考え出したヒットビジネスから撤退しなくてはならなかった事例など、本当に、興味深いと言っては失礼かもしれないが、実戦的にためになる事例が満載だ。
成功者の事例で夢を共有するのもいいだろう。
だが、同時に、失敗事例から学ぶ、という気持ちも、大切にして欲しいのである。
会社設立の心構えはどのような店、会社を作っていくかで違うのではないでしょうか?例えば製造業などの大企業と競争するような業種の場合絶対に勝ってやるという強い意志が必要です。
逆に零細企業や、個人商店のようなものが多い業界に参入する場合には自分だけが勝ちあがることよりも業界全体を盛り上げ、みんなで一緒に成長していきましょうという意識が必要だと思います。
会社を立ち上げるのは同じことであってもそこからどのような道を進むかは全く別です。
仮に競争当たり前の業界に仲良くしましょうという意気込みでいても大企業は相手にしてくれず、平気で売上を奪っていきます。
逆に皆で融通し合っている業界で鼻息あらく誰にも恩恵は渡さんという姿勢では商売は成功しても多くの人間から恨まれ、後味の悪い人生を送らなければならなくなります。
もちろん会社を起こすわけですから成功は確信していなければなりません。
でもそれだけでなく、業界の向かうべき方向性や、その業界のスタンスを鑑みた上で気持ちをまとめなければなりません。
従来の業界のイメージからあまりにもかけ離れている気持ちしか持っていないならそもそもその業界に向いていないか、よほどの覚悟を持って臨まなければなりません。
でも社会に新しい何かを送り出そうとする意気込みを持っているのですから私としてはどのような考え方であっても大いに応援したいと思います。
地方ではシャッター通り商店街ばかりで寂しい現実が続いています。
その閉塞感を打ち破ってくる新しい力が出てくることを切に願います。

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